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1月14日 に掲載された記事

 阪神・淡路大震災の被災者向けに神戸市が民間などから借り上げた復興住宅が2015~23年度に返還期限を迎える問題で、震災前から同じ場所に暮らしている住民が不安を募らせている。「戻り入居」として優先的に借り上げ住宅に入ることができたものの、転居を迫られる事態に。住民らは「震災を挟んで続いている地域コミュニティーが壊れてしまう」と訴えており、「転居拒否」を決議する住宅もある。

1月14日 に掲載された記事

阪神・淡路大震災から丸17年となる17日、神戸大など関西9大学の新聞部・サークルが加盟する「UNN関西学生報道連盟」が、震災をテーマにした初の「号外」を発行する。学生にアンケートをして、震災の記憶が遠のきつつある現状をまとめ、「1・17思い出してや 今日やんか!」と訴える。

1月13日 に掲載された記事

 東日本大震災の津波で宮城県七ケ浜町の民家とともに流されたピアノを、女性歌手が自費で修理し所有者から借り受けた。東日本の被災地を中心に歌手のバックで美しい音を響かせており、阪神・淡路大震災から丸17年の17日、神戸市長田区二葉町4、西神戸センター街である「神戸震災復興フリーライブ」にも登場する。

1月13日 に掲載された記事

 阪神・淡路大震災の被災者に最大350万円を貸し付けた国の「災害援護資金」制度で、今も約1万3千人が返済を終えていないことが兵庫県のまとめで分かった。うち約1万1千人は毎月千円ずつといった「少額返済」を続けるが、返済ペースは年々鈍化し、完済が絶望的な人も多い。震災で自宅などを失い、「当面の生活のために」と借りた資金が、17年後の被災者に重くのしかかっている。

1月13日 に掲載された記事

 サッカー日本代表の香川真司選手(22)=ドイツ・ドルトムント=が、神戸新聞社の単独インタビューに応じ、発生から17年を迎える阪神・淡路大震災の記憶や、東日本大震災の被災地への思いを語った。神戸市垂水区出身の香川選手は5歳のときに阪神・淡路大震災を経験し、中学から5年間を過ごした仙台市は東日本大震災の傷痕がまだ生々しい。二つの震災被災地をつなぐ存在として、「仙台も、復興した神戸のように素晴らしい街を築いてほしい。復興に向かう歩みの中で、僕も力になりたい」と話した。

1月 9日 に掲載された記事

 阪神・淡路大震災で母親=当時(25)=を亡くした神戸市外国語大2年、中埜翔太さん(20)=同市東灘区=が9日、成人式を迎える。震災直後に引き取られた祖母と二人三脚で歩んだ約17年間。今では、東日本大震災で同じ境遇になった遺児の支援に携わる。亡き母に成長を報告するとともに、祖母に感謝の気持ちを伝えたい。

1月 8日 に掲載された記事

 阪神・淡路大震災で焼け残った「神戸の壁」の保存活動を伝える「震災の記憶・神戸の壁保存展」が7日、兵庫県淡路市小倉の北淡震災記念公園で始まった。

1月 8日 に掲載された記事

 被災の経験や教訓を語り継ぐ「災害メモリアルKOBE2012」(神戸新聞社など後援)が7日、神戸市中央区の人と防災未来センターであった。

1月 7日 に掲載された記事

 阪神・淡路大震災で長男を亡くした神戸市灘区の介護福祉士堂内有香さん(52)が、17日に神戸・三宮の東遊園地で催される「震災17年追悼の集い」で、遺族代表としてあいさつする。東日本大震災で多くの命が失われ、「胸が詰まる思いだった」といい、震災で家族を失った一人として「懸命に生きていることを伝えたい」と引き受けた。

1月 6日 に掲載された記事

 阪神・淡路大震災で消防団の分団長だった父を亡くした西宮市の会社員播間公年(ひさとし)さん(44)が、父の後を継いで消防団員として活動を続けている。父の仲間と触れ合うことで、常に父の存在を感じ続けてきた。播間さんは「地域を愛した遺志を受け継ぎ、町を守っていく」と決意する。

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