12月19日 に掲載された記事

 阪神・淡路大震災から丸17年を迎えるのを前に、神戸市中央区の東遊園地にある「慰霊と復興のモニュメント」に18日、震災死9人を含む16人の銘板が追加された。刻まれた名前は計4921人となった。


▲母の名を刻んだ銘板に手を合わせる長女の市川久美子さん(手前)と次女の杉崎幸子さん=18日午後、神戸市中央区加納町6、東遊園地(撮影・田中靖浩)
 
 モニュメントは2000年に完成。当初は神戸市民と同市内で亡くなった人が対象だったが、現在は市外の犠牲者や震災が遠因となって亡くなった人も、遺族の希望に応じ追加している。
 
 今回銘板に刻まれたのは、西宮、芦屋、宝塚、明石の4市の震災死9人と、神戸市などの遠因死6人。毎年1月17日に東遊園地である追悼行事で実行委員長を務め、2月に肺炎のため73歳で亡くなった中島正義さんも、特別枠として刻まれた。
 
 式典には12遺族が出席。母の江坂貞江さん=当時(75)=を芦屋市で亡くした杉崎幸子さん(57)=神戸市北区=は「いつまでも見守ってくださいね、と伝えた。これからは何度も訪れたい」と話した。(斉藤絵美、上田勇紀)

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