こちらは2011年に行われた展覧会のページです。
2016年7月16日から、神戸ゆかりの美術館で開催される
「山本二三展リターンズ」については、下記のサイトをご覧ください。
http://www7.kobe-np.co.jp/blog/nizo-returns/
The World of Yamamoto Nizo
ブログ(新着)開催概要作品紹介グッズ紹介

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あすの開幕に先がけて15日、開会式と内覧会が行われました。二三さんご本人もいらっしゃって、絵の解説までしてくださいました。あすの開幕を楽しみにしてくださっている方へ、会場のようすをひと足先にお伝えします。

 
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開会式のテープカットが終わると、いよいよ内覧会へ。
展示会場はあっという間に、
たくさんの人でいっぱいになりました。
 
博物館での展示、また関西での展示、
ともにはじめてという記念すべき今回の「山本二三展」。
展示されているのは二三さん自身が選んだ180点。
初期から最新作まで、これまでのお仕事を総括する内容です。
 
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本来、背景画で使用されるのは
18.0×28.0センチ程度に限られているそうですが、
同展では、一部の作品でその枠の外の部分までを展示。
筆あとや文字の書き込みなどが見られ、
普段は目にすることができない
作者の技術や制作の裏側を見ることができます。
アニメーションを勉強している学生には特に、
とても貴重な機会なのではないでしょうか。
 
 
nizo110715-naikenkai.jpg
 
作品集などをたくさん見て臨んだ内見会でしたが、
目の前で実物を見るとやっぱり違いました。
細やかなところまで描きこまれた作品は、
見れば見るほど引き込まれます。
特に、「もののけ姫」の「獅子神の森」は、
コケや樹の幹などの質感が
写真よりも"本物らしい"ように思いました。
その触感を確かめたくて、
思わず絵に手を伸ばしたくなるくらい...!
ぜひ、会場でじっくり見てみてください。
 
 
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二三さんは、各作品の前で立ち止まり、
技術の解説や制作中の思い出などを語ってらっしゃいました。
ピクチャーハンティング(絵を描く前の現地取材)
のときのエピソード、一緒に仕事をした人のこと、
その絵を描いていたときの思い。
お話を聞いていると、そのひとつひとつの作品に
二三さんの気持ちや思い出が
たくさん詰まっているのだと感じました。
 
さぁ、待ちに待った「山本二三展」、
いよいよ開幕です!
 
 

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