こちらは2011年に行われた展覧会のページです。
2016年7月16日から、神戸ゆかりの美術館で開催される
「山本二三展リターンズ」については、下記のサイトをご覧ください。
http://www7.kobe-np.co.jp/blog/nizo-returns/
The World of Yamamoto Nizo
ブログ(新着)開催概要作品紹介グッズ紹介

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ペーパークラフトで立体的なアニメの背景画を作る「こどものためのワークショップ『アニメ背景画に挑戦!』」が11日に行われ、集まった小学4年生から中学生までの19人が、「もののけ姫」のワンシーン「獅子神の森」の制作に挑戦しました。

 
このワークショップで制作するのは、
"立体的に見える"背景画。
大きな木の幹や地面などの背景画のパーツを
厚紙で作った箱の中に重ねて並べ、奥行きを演出します。
 
まず、枠となる厚紙やそれぞれのパーツを、
カッターナイフやはさみを使って
ていねいに切り落としていきます。
木の幹のラインはデコボコしていて難しそう。
 
110811-nizo5.jpg
 
110811-nizo3.jpg
 
 
難しいところは、スタッフがお手伝い。
「カッターを使う時は、自分が切りやすいように
紙の向きを変えながら切るといいよ」
など、道具の扱い方のアドバイスも飛び出しました。
 
110811-nizo7.jpg
 
 
手前に配置するパーツの裏には、
適当な長さに切ったスチールの棒を貼り付けるのが
立体的に見せるコツ。
裏にスチールをうまく仕込んで、
奥行きのある背景画ができあがりました。
 
110811-nizo8.jpg
 
110811-nizo4.jpg
 
 
ここで登場したのが、自分が写った写真。
運動会の時、中国に行った時など
それぞれが思い出の写真を持ちより、
その写真から自分を切り抜くと、獅子神の森の中へ。
自分が主人公の、世界にひとつだけの作品が完成しました。
 
110811-nizo1.jpg
 
図工や絵を描くのが好きで参加した小学5年生の女の子は、
「思ったより難しかったけど、いい作品ができてうれしい」。
森の中を歩いているようなイメージで作ったといい、
木の根を乗り越えて、いまにも絵の外へ飛び出してきそうな
ユニークな作品に仕上がりました。
 
 
最後には、作った作品の"等身大版"ともいえる、
博物館1階の獅子神の森パネルで記念撮影。
にっこり笑顔と世界にひとつだけの作品が
ずらりと並びました。
 
110811-nizo2.jpg
 
 
この「こどものためのワークショップ」には、
定員の約8倍の応募が殺到したそう。
夏休みということもあり、どのイベントも人気のようです。
13日と27日には解説付きの映画上映会を開催、
両日とも1日2回、先着順で当日受付されるので、
ぜひお早めに会場へお越しください。
 
★イベント詳細は神戸市立博物館HP

 
 

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