気になる記事について調べたことを新聞形式でまとめる授業が、三木市志染町青山6の三木北高校であった。1年生105人が、神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーから調べ学習のポイントを学んだ。
同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。授業は12月19日にあり、生徒たちは最近の紙面から所得税が生じる「年収103万円の壁」や能登半島地震のその後、防災のデジタル化のニュースなど多様な記事を選んだ。
三好アドバイザーは「疑問に思ったことを調べよう」「関連資料を探すほか、友達にアンケートを取るなどしよう」と呼びかけた。新聞形式でまとめるにあたり「写真はないか、表やグラフにできないか考える」「自身の意見は別立てにする」などとアドバイスした。
生徒たちはネット検索したり、友達にインタビューしたりするなど調べ学習を進め、A3用紙にまとめた。山下紗椿(さつき)さん(16)は北九州市の中3殺傷事件を調べた。「店内で短時間に犯行が行われた背景などを調べ、大きな見出しを付けるよう工夫した」と話した。=12月28日付神戸新聞朝刊三木版
[写真説明]調べたことを新聞にまとめる生徒たち=三木北高校
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