先生方へ~NIEを、ご一緒に~

兵庫県NIE推進協議会会長 秋田久子

ホームページへ、ようこそ。

 私どもの今年度の活動テーマは「お若い先生方にも新聞を使ってもらおう」です。児童・生徒が新聞に触れる機会を作ってくださいますよう願っております。

 ところで、なぜ紙媒体の新聞なのでしょうか。今や情報収集のツールは多様で便利な時代ですのに。

 そこで、こんな場面を想像してみてください。雑多なモノがあふれかえって足の踏み場もない部屋、必要なモノがすぐに取り出せる状態ではありません。どこに何があるか、部屋の真ん中で途方に暮れる・・・。

 どうやったら必要なときに必要なものを取り出して使えるようになるでしょう。それはやはり、カテゴライズ(分類)することです。用途ごとに、使う季節や場面ごとに、まとめて整理すると使いやすくなります。

 子どもにとっては、学校の勉強は知識の整理棚を作ることです。同様に、新聞の紙面構成は「今」の社会の整理棚を知ることだといえるでしょう。

 大人は棚を持っています。分野や軽重でニュースを分類・整理しながら進んでいくことができます。でも、子どもは整理棚づくりの真っ最中。飛び込んでくるニュースを取るべきか、どの棚に整理するか、わからないから不安です。手元のスケールは誰でも、まずは興味と嗜好です。その興味と嗜好を生かし伸ばしていくためにも、広く情報に触れ整理して考えていく習慣が大切だと思います。

 児童・生徒が新聞を通じて、「今」の社会の整理棚を作っていけますよう、お力添えをくださいませ。私どもも先生方のご質問やご要望にできる限り応えられるよう努めてまいります。お問い合わせください。どうぞご一緒に、よろしくお願いいたします

令和元年6月4日

新着ニュース

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 教育現場での新聞の活用を探る「第9回近畿NIEフォーラム」(日本新聞協会など主催)が8月20日、大阪市北区の朝日新聞大阪本社で開かれた。近畿各府県の教員や学生ら約90人が現場での実践に触れ、新聞を使ったワークショップ「まわしよみ新聞」に参加した。このうち兵庫からは約35人が参加した。

 兵庫県NIE推進協議会の秋田久子会長が挨拶。実践発表では、養父市立建屋(たきのや)小学校の安本由香教諭が、ゲームを通じて英語を学ぶ授業「イングリッシュマラソン」を紹介。英字新聞を切り抜いて英単語を完成させたり、指定されたアルファベットを見つけたりする取り組みを通じて「英語への苦手意識が、楽しむ気持ちに変わってきた」と話した。
 「まわしよみ新聞」のワークショップを前に、日本新聞協会NIEコーディネーターの関口修司さんが「新聞読み比べの勧め」と題して講話。「まわしよみ新聞」は、気になる記事を切り抜いて壁新聞を作る過程で、話題を共有する。発案者で「NPOまちらぼ」代表の陸奥賢さんが指導。参加者は班に分かれ、全国紙やブロック紙、地方紙から興味のある記事を紹介し合い、壁新聞にまとめた。
 姫路市立朝日中学校の佐伯奈津子教諭は「さまざまな世代の人と話し合うことで気づくことが多い。子どもたちにとっても、新聞をめくるだけで新たな発見があると思う」と話した。

[写真説明]「まわしよみ新聞」のワークショップに取り組む参加者=大阪市北区中之島2

 兵庫NIEニュースを発行しました。第60号となる今回はNIE兵庫セミナー様子やNIEアドバイザーの研究活動などを紹介しています。

 下記リンクからPDFファイルをご覧いただけます。

NIEnews60f.jpgNIEニュース(60号)・PDFファイルを開く

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 養父市建屋の建屋小学校で7月24日、ゲームを通じて英語を学ぶ授業「イングリッシュマラソン」のノウハウを学ぶワークショップがあった。小学校の教諭や保護者約25人がゲームを企画し、実際に体験した。

 「イングリッシュ―」は、教育に新聞を活用する「NIE」の一環。英字新聞などを利用して新聞や英語への理解を深めてもらう。同校では昨年11月、県NIE推進協議会の提案で1回目の特別授業を実施。今年10月末にも第2回を開く。
 ワークショップでは、切り抜き記事のペアを見つける神経衰弱や、記事中の英単語を使ったしりとりなどの企画が持ち寄られた。参加者は5、6人で組をつくり、体を動かす▽絵や写真を使う▽異なる学年のグループで取り組む―などの要素を追加するなどしてゲームの改良に挑んだ=写真 。

 養父市の八鹿小学校教諭林昇吾さん(39)は「音やリズムを取り入れた学習法が新鮮」と話し、同協議会の秋田久子会長は「手探り状態だった昨年と比べ、子どもの意欲をかき立てるための議論があり、先生たちの気合を感じた」と話した。(末吉佳希)=7月25日付神戸新聞朝刊但馬版

  参加者の感想 猪名川町立つつじが丘小学校・桑村恭子教諭「英字新聞を用いてこれほどたくさんのゲームができることに驚いた。2学期に子どもたちと一緒にいくつかを楽しみたい」

 日本新聞協会は7月11日、新聞を生きた教材として活用する「NIE」(教育に新聞を)の2019年度実践指定校に全国545校を決めた。兵庫県では20校が指定された。

 545校の内訳は、小学校220校、小中連携7校、中学校176校、中高連携7校、高校124校、特別支援学校11校。
 兵庫県は小学校7校、中学校5校、高校7校、特別支援学校1校。指定は原則2年間で、新聞を自由に活用してもらうため、購読料を新聞協会と各新聞社が全額負担する。県内の実践指定校は次の通り。
 【小学校】新規=神戸市立六甲アイランド、姫路市立豊富、洲本市立鳥飼、淡路市立志筑▽継続=神戸市立向洋、加古川市立川西、養父市立建屋
 【中学校】新規=猪名川町立中谷、姫路市立豊富、継続=尼崎市立大庄北、神戸市立山田、西宮市立平木
 【高校】新規=神戸市立神港橘、県立柏原、県立加古川南、県立三田西陵、県立神戸鈴蘭台、継続=県立武庫荘総合、県立津名
 【特別支援学校】継続=県立神戸聴覚