先生方へ~NIEを、ご一緒に~

兵庫県NIE推進協議会会長 秋田久子

ホームページへ、ようこそ。

 私どもの今年度の活動テーマは「お若い先生方にも新聞を使ってもらおう」です。児童・生徒が新聞に触れる機会を作ってくださいますよう願っております。

 ところで、なぜ紙媒体の新聞なのでしょうか。今や情報収集のツールは多様で便利な時代ですのに。

 そこで、こんな場面を想像してみてください。雑多なモノがあふれかえって足の踏み場もない部屋、必要なモノがすぐに取り出せる状態ではありません。どこに何があるか、部屋の真ん中で途方に暮れる・・・。

 どうやったら必要なときに必要なものを取り出して使えるようになるでしょう。それはやはり、カテゴライズ(分類)することです。用途ごとに、使う季節や場面ごとに、まとめて整理すると使いやすくなります。

 子どもにとっては、学校の勉強は知識の整理棚を作ることです。同様に、新聞の紙面構成は「今」の社会の整理棚を知ることだといえるでしょう。

 大人は棚を持っています。分野や軽重でニュースを分類・整理しながら進んでいくことができます。でも、子どもは整理棚づくりの真っ最中。飛び込んでくるニュースを取るべきか、どの棚に整理するか、わからないから不安です。手元のスケールは誰でも、まずは興味と嗜好です。その興味と嗜好を生かし伸ばしていくためにも、広く情報に触れ整理して考えていく習慣が大切だと思います。

 児童・生徒が新聞を通じて、「今」の社会の整理棚を作っていけますよう、お力添えをくださいませ。私どもも先生方のご質問やご要望にできる限り応えられるよう努めてまいります。お問い合わせください。どうぞご一緒に、よろしくお願いいたします

令和元年6月4日

新着ニュース

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    淡路市立志筑小学校で2月10日、新聞を教育に活用する「NIE」の出前授業があり、6年生が読売新聞洲本支局の加藤律郎記者から記事を書く際のポイントや見出しの付け方を学んだ。
 加藤記者は自己紹介で、阪神大震災や2018年の西日本豪雨といった災害報道に携わった経歴を伝え、日々の業務を説明。ノートやカメラ、取材でのやり取りを録音するICレコーダーなど記者の「七つ道具」を披露した。
 70人の児童は、「新聞の基本である『いつ』『どこで』『なにが』など『5W1H』を意識して」「記事の内容が一目で分かる工夫を」と記事執筆や見出しの助言を受け、熱心にメモをしていた。
 古市詩織さんは「災害の悲惨さを伝えるために、何度も通って人から話を聞いていると知った。誇りを持って仕事をしているんだと感じた」。安部歩夢君も「事件や事故があれば、夜中でも駆けつける大変さを頭に入れて、家で新聞を読みたい」と話していた。=11日付読売新聞朝刊淡路版

[写真説明]新聞の読み方について、加藤記者の解説を聞く児童ら(淡路市で)

 児童の感想 魚崎寛生君「5W1Hを考えながら記事を書いてみたい」、明石晏奈さん「記者の人たちが懸命に取材することで私たちにニュースが伝わることを知った」

 新聞を教育現場で活用するNIE(教育に新聞を)の実践発表会(県NIE推進協議会主催)が2月1日、神戸市中央区のよみうり神戸ホールで開かれた。県内の小中高校の児童生徒や教諭ら約80人が参加し、日ごろの成果を発表した。

 神戸市立向洋小と同市立山田中、県立武庫荘総合高(尼崎市)が取り組み事例を発表。山田中の荒木浩輔教諭は「記事の感想を書き、クラスメートに読ませることで、情報の取捨選択や自己表現、多様性の理解が進んだ」と報告した。

 また養父市立建屋小6年の児童9人らが、英字新聞を活用して英語に慣れ親しむ「イングリッシュ・マラソン」を実演。県立神戸鈴蘭台高(神戸市)の生徒は県内企業の経営者らにインタビューして、新聞を作ったことを発表した。登壇した同校2年の岸崎泰成さん(17)は「新聞作りを通して自分の知恵や考えが広がった。地元がより好きになり、神戸について考えるようになった」と締めくくった。【峰本浩二】=2日付毎日新聞朝刊神戸・明石版

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[写真説明]建屋小児童らによる「イングリッシュマラソン」の実演発表(撮影・兵庫県NIE推進協議会)

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    新聞を教育に活用する活動に取り組む県NIE推進協議会(秋田久子会長)は2月1日、神戸市中央区のよみうり神戸ホールで実践発表会を開いた。学校教諭ら約80人が参加し、新聞を有効活用する実践例の報告に熱心に耳を傾けた。

 県内の小中学校、高校5校が日頃の成果や課題などを発表。神戸市立向洋小の田中健二教諭は読売KODOMO新聞を使った学習を紹介した。高学年は新聞を読んで要約し、自分の感想などを発表しており、「新聞は子どもと社会を結ぶ扉になっている。新聞を使い、知的好奇心をさらに高めたい」と話した。

 県立武庫荘総合高(尼崎市)の山村康彦教諭は、読ませたい記事を生徒に配り、生徒が平和や貧困などテーマごとに壁新聞を作成していることを報告。生徒が社会への関心を高めるきっかけになっているといい、山村教諭は「社会の一員としての自覚を高めることができた。今後も取り組みを継続していく」と強調した。=2日付読売新聞朝刊神戸明石版

[写真説明]企業経営者にインタビューして新聞を作ったことを発表する、神戸鈴蘭台高2年の岸崎泰成さん(左)と勝占(かつら)美穂さん(撮影・兵庫県NIE推進協議会)

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 NIE(教育に新聞を)活動を進める小中学校、高校の実践発表会が2月1日、神戸市中央区のよみうり神戸ホールで開かれ、教育関係者ら約80人が参加した。日本新聞協会の実践指定校計5校から担当教諭や児童、生徒が新聞の活用法を紹介した。

 兵庫県NIE推進協議会の主催。同市東灘区の向洋小の田中健二教諭は、子ども新聞の記事要約、歴史上の出来事の号外作りなどを紹介。「新聞は子どもと社会を結ぶ扉になる」と述べた。同市北区の山田中の荒木浩輔教諭は、新聞記事に感想を添えて回し読みする活動を報告し、「ネットで情報を得る生徒が約8割。新聞へのハードルを下げることが必要だ」とした。

 尼崎市の武庫荘総合高は、生徒に読ませたい記事の切り抜きを作ったり、社会問題への意見を投書させたりする事例を発表。会社社長らに取材し、インタビュー記事を書いた神戸鈴蘭台高(神戸市北区)からは、2年の岸崎泰成さんが「何に力点を置いて書くかに迷った。取材を通し、経営者の地元愛に触れられた」と話した。(井上 駿)=2日付神戸新聞朝刊広域版

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 新聞を使った授業をしている学校が取り組みを語る「県NIE実践発表会」が2月1日、神戸市中央区のよみうり神戸ホールであった。教員ら約80人が5校の話に耳を傾けた。
 神戸市立向洋小(東灘区)は朝の学習時間で4年生以上が新聞を読む、要約する、自分の考えを言う活動について報告。田中健二先生は「新聞は子どもと社会を結ぶ扉」と話した。
 神戸市立山田中(北区)は、生徒に気になった記事を選んで感想を書かせ、班で回し読みして考えの多様さを気づかせた。県立武庫荘総合高(尼崎市)は、SDGs(持続可能な開発目標)に関する記事を集めた壁新聞づくりなどに取り組んだという。
 養父市立建屋(たきのや)小は、英字新聞を使ったゲームを通じて英語を身近なものにする「イングリッシュ・マラソン」を児童と教員らが実演。県立神戸鈴蘭台高(北区)は、2年生の岸崎泰成さんと勝占美穂さんが、企業経営者らに取材して記事を書き、新聞をつくったことを報告した。=2日付朝日新聞朝刊神戸版

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 NIE(教育に新聞を)の一環で、新聞の作り方や楽しみ方を学ぶ授業が1月28日、神戸市垂水区福田1の神戸聴覚特別支援学校であった。同校は2018年度から、県内の特別支援学校では初めてNIE実践校に指定されている。

 小学部3~5年生の15人が参加した。神戸新聞報道部の太中麻美記者が講師となり、新聞の役割や記事の書き方を解説。担当する小中学生向け新聞「週刊まなびー」について、「子ども向けなので漢字にルビを振り、イラストを多く使って読みやすい紙面を心掛けている」と紹介した。

 遠足や校外学習を題材にした壁新聞の講評も。児童は「文を書くのを頑張った」「絵をきれいに描いた」などと、工夫した点を積極的に発言した。4年の松村沙紀さん(10)は「頑張って作った新聞を見せられて良かった。記事のまとめ方が参考になった」と話した。=29日付神戸新聞朝刊神戸版

[写真説明]太中麻美記者(右)から新聞の作り方を聞く児童=神戸聴覚特別支援学校

    児童の感想 高木結衣さん(4年)「子ども新聞はいろいろなことが書かれていて勉強になると思った」

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 企業の経営陣にインタビューした内容を新聞にまとめる授業が1月24日、神戸市北区山田町下谷上の神戸鈴蘭台高校であり、2年生20人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文アドバイザーが講師を務めた。

 同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。生徒たちは昨年、神戸や姫路の会社社長ら17人にインタビューした。授業では、三好アドバイザーが「話の中で感銘したことを見出しにしよう」と呼び掛け、生徒はそれぞれA4判の用紙に記事を書いていった。
 井上拓海さんは「聞いた話を簡潔にまとめるのが難しい」、綾田好果(このか)さんは「社長の家族や趣味の話も書いてみたい」と話した。
 2月14日に同校内で発表会を開催。同1日、同市中央区のよみうり神戸ホールであるNIE実践発表会(県NIE推進協議会主催)でも発表する。=25日付神戸新聞朝刊神戸版

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 NIE(教育に新聞を)の一環として、共同通信神戸支局の小島鷹之記者が1月23日、姫路市豊富町御蔭の豊富小学校で「新聞を使った調べ学習」と題し、5年生88人に授業を行った。

 同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。授業は4、5人の班に分かれ、「こども新聞」各紙から気になる記事を選ぶ。分からないことや記事の背景にあるものを、ネットや本、アンケートで調査。模造紙に記事を貼り付け、調べた内容を書き込む―という手法。

 「『しょうがい者』は障害者と書くか、障碍者と書くか」の記事を選んだ班は、児童50人に「障碍」という字を知っているかアンケートし「相手の気持ちを考えて適切に使い分けることが大事」とまとめた。

 村前美月さんは「みんなで記事を選んで調べるのが楽しかった」、福原令捺さんは「班ごとに興味のある記事が違って面白かった」と話した。(三好正文)=24日付神戸新聞朝刊姫路版

[写真説明]調べ学習についてアドバイスする小島記者=姫路市豊富町御蔭

 児童の感想 西尾啓介君「実際に記者の方の話を聞くことができてうれしかった」、小野拳士君「気になったことをいろいろな方法で調べた。新しいことが分かってうれしかった」