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 2025年夏の「NIE全国大会神戸大会」(7月31日~8月1日)に向けて、神戸新聞社NIE神戸大会事務局が「ひょうごNIE通信―2025神戸大会へ―」を月1回発行し、大会の準備状況などを紹介しています。

 ぜひお読みください。

第11号  (2025年7月1日号)

第10号  (2025年6月1日号)

第9号  (2025年5月1日号)

第8号  (2025年4月1日号)

第7号  (2025年3月1日号)

第6号  (2025年2月1日号)

第5号  (2025年1月1日号)

第4号  (2024年12月1日号)

第3号  (2024年11月1日号)

第2号  (2024年10月1日号)

第1号(2024年9月1日号)

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神戸新聞アドバイザーが講師に

 養父市八鹿町宿南の宿南小学校で、児童らが校区の里山を探検した体験を神戸新聞記者の指導で記事にまとめる出前授業があり、3、4年生の9人が参加した。

 同校は日本新聞協会のNIE(教育に新聞を)実践指定校で、神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 里山体験は5月、奥三谷地区で実施し、子どもたちはのこぎりで木を伐採したり、植物を探して名前を書き込むネーチャービンゴを楽しんだり、まき割りをしたりした。

 三好アドバイザーは、人家のそばにある里山の自然の大切さを伝えて「イチオシニュースを詳しく書こう」「山のにおいや鳥の鳴き声、川の音を具体的に表現しよう」と呼びかけた。

 児童らは「木を切ったのが一番楽しかった」「川でサワガニを捕ったよ」「みんなで食べた弁当がおいしかった」「グミの実を食べた」などと発表。楽しかった記憶をたどり、5W1Hに沿って記事を書き、見出しを付けた。

 4年の小川煌琥(おうが)さん(10)は「新聞の作り方や見出しの付け方が分かった。サワガニの卵を見つけたことを記事にした」と話した。=7月9日付神戸新聞朝刊但馬版

[写真説明]里山での体験を新聞記事としてまとめる児童たち=宿南小学校

※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。

 「第30回NIE全国大会神戸大会」(7月31日~8月1日)の開催まで2カ月を切りました。大会サイトで参加を受け付けています。大会サイトはこちらhttps://www.kobe-np.co.jp/info/nie2025/

 神戸大会は日本新聞協会の主催、神戸新聞社、兵庫県NIE推進協議会の主管。

 初日は神戸ポートピアホテル(神戸市中央区港島中町6)で、作家小川洋子さんの記念講演や、ジャーナリスト池上彰さんらによるパネル討議があります。2日目は甲南大学岡本キャンパス(神戸市東灘区岡本8)で、教員らによる公開授業や実践発表など28の分科会・ワークショップが実施されます。

 兵庫県内の幼小中高校や高等専門学校、特別支援学校の教職員、児童・生徒、教育委員会の職員は、参加無料です。他の参加料は、一般が千円、県外の教育関係者が3千円、新聞・通信社関係者が1万3千円など。締め切りは7月8日です。

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 第3回NIE「わたしの推し記事」コンクール 兵庫県NIE推進協議会主催 最優秀に福田さん(西宮・夙川小3年)、嶋田さん(尼崎・南武庫之荘中3年)、浦さん(西宮・県西宮高3年)

 兵庫県NIE推進協議会が募集した第3回「NIE『わたしの推し記事』コンクール」の入賞者が決まった。県内外の小中高校の児童・生徒から1060編の応募があり、最優秀賞に、西宮市立夙川小学校3年の福田知世さん、尼崎市立南武庫之荘中学校3年の嶋田優希さん、兵庫県立西宮高校3年の浦英里さんの作品が選ばれた。

 新聞からそれぞれの「推し記事」を選んでもらい、紹介・感想文を書いてもらおうと同協議会が企画した。

 応募の内訳は、小学校=2編(2校)▽ 中学校=165編(2校)▽ 高校=893編(9校)。最優秀賞の3編(推し記事は、日本経済新聞、神戸新聞、毎日新聞から)は、有人潜水調査船「しんかい6500」の老朽化の記事から深海調査の重要性を訴える。液体凍結機を使った非常食の記事を通し、災害時においしい食事を提供できるよう願う。記事に登場する台湾華僑の祖父を言葉から、お互いの国の歴史を学び、次世代につなごうと呼びかけている。            

 最優秀の作品や、そのほかの入賞者はこちら。

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入賞者のみなさん、おめでとうございます!

【最優秀賞】                                        

小学校 西宮市立夙川小学校3年 福田 知世さん  受賞作品はこちら
タイトル:わたしの推しは「有人深海探査」です
掲載記事:日本経済新聞2025年3月18日付
見出し:有人深海探査 途絶の危機 調査船老朽化も後継未定 資源探査や研究に影

中学校 尼崎市立南武庫之荘中学校3年 嶋田 優希さん  受賞作品はこちら
タイトル:わたしの推しは「美味しい非常食」です
掲載記事:神戸新聞2025年2月19日付
見出し:普段通りの食事、災害時も 丸ごと急速冷凍「復興常備食」脚光 徳島の農家考案 味わいや食感そのまま

高等学校 県立西宮高等学校3年 浦 英里さん 受賞作品はこちら

タイトル:わたしの推しは「台湾華僑が繋ぐ思い」です
掲載記事:毎日新聞2024年8月9日付
見出し:戦後80年へ 時代にもまれ落地生根 台湾華僑・鄭さん 弾圧恐れ「遠い祖国」

【優秀賞】                                         

小学校 愛媛大学教育学部附属小学校2年 若狹 早さん

中学校 尼崎市立南武庫之荘中学校3年 田尻 一花さん

高等学校 愛徳学園高等学校3年 山口 愛さん

【佳作】                                          

小学校 該当なし

中学校 尼崎市立南武庫之荘中学校3年 森澤 愛華さん

高等学校 県立有馬高等学校3年 森田 菜那さん

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入賞者一覧、審査基準と受賞理由についてはこちら

「ひょうごNIE通信」第11号を発行しました。7月31日、8月1日に神戸市で開催する「第30回NIE全国大会神戸大会」の第2回実行委が開かれ、基調提案などの議案が承認されたことをお伝えしています。大会まであと1カ月です。大会2日目の分科会で、発表者の教員とともに新聞記者が登場する公開授業や実践発表についても紹介しています。250701ひょうごNIE通信11号_page-0001.jpg

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