神戸新聞アドバイザーが講師に
小学生がお互いをインタビューして記事にまとめる出前授業が12月12日、神戸市須磨区白川台7の白川小学校であった。5年生57人が質問の仕方や文章の書き方を学んだ。
同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。インタビュー体験を通し、新聞記者の仕事の一端を知ろうという企画で、神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
インタビューのテーマは「それぞれが好きなもの」。三好アドバイザーは「友達を応援する気持ちで話を聞こう」と呼びかけ、具体的に聞く▽変化を聞く▽比較して聞く―などのポイントを伝えた。また「韓国旅行が好き」という教員にインタビューし、その場で記事にした。教員のインタビュー写真は児童が撮影した。
さあ、インタビュー開始。児童たちは質問し合い、メモを見返しながら記事にまとめた。好きなものや打ち込んでいるものとして、ピアノやテニス、習字、ぬいぐるみ収集、オンラインゲーム、サッカー、お母さんのつくる唐揚げなどが挙がった。
三好アドバイザーは新聞記者の仕事についても紹介。「名刺1枚で誰にでも取材でき、興味関心を記事にできるのが魅力」などと話した。
[写真説明]インタビューしたことを記事にまとめる児童たち=白川小学校
※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。