記者派遣

その人の言葉求めて 毎日新聞記者が取材方法など講義 播磨南高で

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 新聞を教材にするNIE(教育に新聞を)活動の記者派遣事業として、県立播磨南高(播磨町)で11月29日、毎日新聞明石通信部の入江直樹記者が地域デザイン類型の2年生26人に講義した。取材方法や、見出しの付け方などを解説した。

 同校はNIE実践校で、地域課題の解決を目指す「HariMAP Ⅰ」の授業では、新聞などを活用して課題を探究している。

 見出しの役割について、記事の内容を一目で伝えることや、大きさでニュース価値を示していると解説。過去の記事を例に出し、記事中の「5W1H」(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)から特に重要な二つを取ると的確な見出しになると述べた。取材方法では「その人にしか語れない言葉を引き出すことが大事」とした。=30日付毎日新聞朝刊表兵庫地域面各面

[写真説明]新聞を手に説明する入江直樹記者(奥)=播磨町の播磨南高で

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。