新聞を活用した教育に取り組む「NIE」の授業が11月11日、姫路市の市立豊富小中学校であり、読売新聞姫路支局の田村創記者(62)が5年生約80人に、新聞の読み方や新聞記者の仕事などについて講演した。
田村記者は、米大統領選の結果を伝える紙面を手に「1面には読者に伝えたい重要なニュースが載っている」などと話した。見出しや記事の大きさなどでメリハリを付け、ニュースを伝えていることを説明した。
「質の高い正確な情報を届けるため」、ペン記者やカメラマンら多くの人の手を経て作られていると教えた上で、「新聞から色々な知識を得て生き抜く力にしてください」とアドバイス。小口伽羅さん(11)は「教わったことを生かし、家でじっくりと時間をかけて読んでみる」と話していた。=12日付読売新聞朝刊播磨姫路版
[写真説明]記者の仕事や新聞について説明する田村記者(左、姫路市で)
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