教員によるNIE実践

新聞紙使う運動会楽しむ 神戸・甲南小3年と幼稚園の84人

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 新聞紙を使った運動会「こうなんシンブリンピック」が、東灘区住吉本町1の甲南小学校・幼稚園であり、小学3年生56人と年長の園児28人の計84人が参加した。新聞紙を胸に当てて、落とさないように走るリレーや、新聞紙で作ったポンポンを腰に付けて、お互いに取り合うゲームなどを楽しんだ。

 甲南小学校は日本新聞協会のNIE実践校。10月22日に「新聞をまだ読めなくても、折ったり破ったり、新聞を使うのもNIE活動」と、幼稚園との合同運動会を企画した。

 児童らが新聞紙で作った玉で玉入れをしたり、神戸新聞社員が災害時に役立つ新聞紙スリッパの作り方を教えたりした。

 3年生の幸田蓮也さん(9)は「玉入れが楽しかった。新聞は、図書館で読むうちに好きになった」、園児の久保咲奈さん(6)は「ポンポンを取り合うのが面白かった」と話した。(三好正文)=11月7日付神戸新聞朝刊神戸版

[写真説明]新聞で作ったボールで玉入れをする子どもたち=甲南小

※甲南小学校の宮尾友季子教諭、甲南幼稚園の山田陽加教諭の寄稿はこちら