記者派遣

新聞ってどう読む? のじぎく特別支援学校で出前授業

241030nojigikutokubetusiengaxtukou.JPG神戸新聞アドバイザーが講師に

 新聞記者の仕事や新聞の読み方を知ろうーと10月30日、のじぎく特別支援学校(神戸市西区北山台2)で出前授業があり、高等部1年12人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。三好アドバイザーは朝刊をめくりながら、新聞の特長である網羅性や一覧性について説明。「新聞記事の多くは前文に大切なことを書く『逆三角形』スタイルなので、まずは見出しと前文だけ読めばよい」と話した。

 記者の仕事では「名刺1枚で誰にでも取材できる。自身の関心事を記事にできるのも魅力」「問題提起し、読者に考えてもらうのが記者の役目」と語った。

 最近、気になったニュースは何か、生徒たちは意見交換し、総選挙結果や南海トラフ地震臨時情報の影響、猛暑や台風など気象の変化、闇バイト問題などが上がった。

[写真説明]新聞の読み方を学んだ出前授業=のじぎく特別支援学校

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。