神戸新聞アドバイザーが講師に
新聞の特長や読み方を知る授業が4月26日、神戸市須磨区友が丘1の須磨友が丘高校であり、1年生約240人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
三好アドバイザーは、新聞の特長について、多くの記事が、初めに結論を書く「逆三角形」スタイルなので、見出しと前文だけ読めばおおよその内容が分かる▽新聞には、各ページをめくっていくだけで必要な情報が分かる一覧性や網羅性がある―などと説明した。
生徒たちは、この日の神戸新聞朝刊から、各自が気になった記事を選んで疑問点をネット検索する「調べ学習」に取り組んだ。多様な情報が掲載されているのを知ってもらおうと、兵庫の地名が入った記事を探してもらうワークも行った。記事は40本を数えた。
三好アドバイザーは「戦争や自然災害が相次ぐ中、人命と人権を守る報道を続けることが、新聞に課せられた役割」と強調。「いま、地球が抱える課題をどう解決するか、若いみなさんと一緒に考えたい」と締めくくった。
[写真説明]兵庫の地名が入った記事を探す生徒たち=神戸市須磨区友が丘1、須磨友が丘高校
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