記者派遣

中学生に記者の仕事解説 明石・高丘中で神戸新聞アドバイザー

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 新聞記者の仕事を知る出前授業が1月30日、高丘中学校(明石市大久保町高丘5)であり、1年生121人が参加した。同校がキャリア教育の一環として企画し、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 同校は日本新聞協会のNIE実践校。生徒からの「記者になるには何が必要か」との質問に、三好アドバイザーは「社会の出来事に関心を持ち、共感したり疑問を感じたりすること」と答えた。

 元日に発生した能登半島地震については「阪神・淡路の教訓を伝えられなかったと痛切に感じる。多様な災害報道を続けたい」と話した。神戸ルミナリエ開催の記事から、ニュースの基本である「5W1H」を抜き出すワークショップもあった。

 授業を受けた高橋幹久さん(13)は「5W1Hを押さえて取材することに興味を持った。能登半島地震の被災者にどんな支援ができるかも考えたい」と話した。=2月1日付神戸新聞朝刊明石版

[写真説明]新聞記者の仕事について聞く生徒たち=高丘中学校