朝日新聞阪神支局長が授業
神戸市須磨区の県立須磨友が丘高校で12月15日、教育に新聞を活用するNIE活動の一環として、朝日新聞阪神支局の勝亦邦夫支局長が「物事のオモテとウラ――キシャ目線でとらえたら」と題して出前授業をした。来年度の探究活動に向け、1年生約240人が参加。同じ出来事でも多様な見方があることを学んだ。
勝亦支局長は新聞記事を引用しながら、脱炭素化のため推進されている風力発電や太陽光発電で騒音や災害などの懸念が相次いでいることや、都市と地方の格差是正に向けて導入されたふるさと納税で、自治体同士が税収を奪い合うといった弊害が起きていることを紹介。「自分事として考えていくことが重要です」と話した。=16日付朝日新聞朝刊神戸版
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