記者派遣

児童同士でインタビュー 新聞記事の執筆に挑戦 神戸・白川小の5年生52人

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神戸新聞アドバイザーが講師に

 児童たちが「好きなもの」をテーマに互いにインタビューして記事にまとめる授業が、神戸市須磨区白川台7の白川小学校であり、5年生52 人が参加した。

 同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。授業はインタビュー体験を通し、新聞や新聞記者の仕事について知ろうと企画された。

 三好アドバイザーは「具体的に聞く、変化を聞く、比較して聞く」などとアドバイス。「会話を楽しみながら取材しよう」と呼びかけた。記事の書き方では「テーマからそれずに書く」などのポイントを挙げた。

 児童同士のインタビューでは「好きなもの」として、デザートを作ることや絵を描くことなどが挙がった。インタビュアーの児童は「なぜ好きなのか」「どこが好きなのか」と質問。メモを見返しながら記事を仕上げていた。

 授業を受けた高田詢介(しゅんすけ)君(11)は「記事を書くのは少し難しかったけど、友達にインタビューするのが楽しかった」と話していた。=13日付神戸新聞朝刊神戸版

[写真㊤]仲間にインタビューして、メモをとる児童たち=いずれも白川小[写真㊦]担任教諭にインタビュー取材する三好アドバイザー

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※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。