記者派遣

インタビューの仕方は 県立西宮高、神戸新聞社員が講師

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 新聞記者からインタビューの要点を学ぶ授業が、西宮市上甲東園2の県立西宮高校であり、2年生約280人が参加した。同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務め、生徒たちは「好きなもの」をテーマに互いにインタビューするワークショップを行った。

 三好アドバイザーはインタビューの仕方について「具体的に聞く、変化を聞く、比較して聞く」などと助言。本紙阪神版のインタビュー記事を例に「テーマが変われば段落替えする」などのポイントを挙げた。

 生徒同士のインタビューでは「好きなもの」として、ミニチュアダックスフントやゲームの「スプラトゥーン3」などが挙がった。聞き手の生徒は「なぜ好きなのか」「どんなところが好きなのか」と尋ね、メモを取り、記事にまとめた。

 授業を受けた丸山琴弓さんは「テーマに沿って質問し、要点をまとめるのが大切だとわかった」と話していた。=11月25日付神戸新聞朝刊阪神版

[写真説明]インタビューの仕方を学んだ授業=県立西宮高校

 生徒の感想 高橋 一さん「新聞は、記事に『5W1H』を入れたり、動きのある写真を撮るよう心がけたりしていることを知った。そんな視点で記事を読みたい」