記者派遣

県尼崎高3年に毎日新聞記者が授業

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 学校の教材として新聞を活用するNIE(教育に新聞を)活動に取り組む尼崎市の県立尼崎高校(水嶋正稔校長)で9月28日、毎日新聞阪神支局の亀田早苗記者が3年生15人に出前授業をし、新聞ができる過程やわかりやすく伝える工夫などを紹介した=写真。

 県立尼崎高校は今年度、NIE実践指定校となり、生徒が興味を持った記事を切り抜く「回し読み新聞」づくりや各紙読み比べなどで、紙面に親しんできた。地歴公民科の平家靖久教諭は「社会問題に興味を持つ生徒が増えてきた」と話す。この日は選択授業「世界と日本の文化」で、記者の話を聞いた。

 亀田記者は、生徒に新聞を手にとってもらい、記事の掲載位置や見出しの大きさなどでニュースの重要性がわかる構成になっていることなどを説明。記者がニュースを発掘する調査報道で世論を形成する新聞の役割などを話した。=9月29日付毎日新聞朝刊神戸版