記者派遣

記者の仕事の面白さ学ぶ 神戸新聞記者が南あわじ・広田中で授業 

231017hirotatyuukobe.jpg

取材や記事執筆も体験 

 新聞や記者の仕事について学ぶ授業が、南あわじ市広田中筋の広田中学校であった。1年生約45人を前に、神戸新聞淡路総局の荻野俊太郎記者(23)が仕事の面白さなどを語り、生徒はそれを踏まえて記事を書くなどして理解を深めた。

 同校は教育に新聞を活用する日本新聞協会のNIE実践指定校。キャリアについて学ぶ総合学習の一環で授業があった。

 荻野記者は「東京出身」「入社2年目で、最初の赴任地が淡路総局」と自己紹介し「取材相手に分かりやすく質問し、読者から求められる記事を書ける記者を目指している」と説明。崩した字でつづった取材ノートも公開した。

 生徒は荻野記者に「淡路島の魅力は何か」「子どもの頃の夢は」などと取材。一部の生徒はその内容を基に記事作りに挑戦し「荻野さんは、デスクでじっとせず、いろんな所を駆け回りたいから記者になった」などとまとめた。

 山滝瑠夏さん(13)は「自分たちが知らない所で、どんなふうに世の中の出来事が発信されているかが分かった」と感想を語った。=11月1日付神戸新聞朝刊淡路版

[写真説明]神戸新聞の荻野俊太郎記者(右)の話を聞く生徒=広田中学校

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。