記者派遣

「情報の真偽」見極めて 毎日新聞記者 神戸・横尾小で授業

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 新聞を教育に活用するNIE(教育に新聞を)活動の一環として、神戸市立横尾小学校(同市須磨区)で9月8日、毎日新聞神戸支局の栗田亨記者(52)が講演した=写真。6年生約50人を対象に、「ニュースの集め方、見出しのつけ方」を紹介し、「ニュースの発信元に注意しよう」と呼び掛けた。

 栗田記者は、スマートフォンの普及やインターネットの発達で、誰もがフェイクニュースを作り出せる時代になったと指摘。ネットで拡散された偽の洪水の写真などを例に挙げ、「発信元を確認してニュースの真偽を見分けることが必要だ」と強調した。

 授業を終えた児童は「フェイクニュースが簡単に作れることを知り、注意しなくては」「記者は偽物を見分けて取材していると思った」と話していた。=9日付毎日新聞朝刊神戸・明石版

[写真㊦]記事の見出しを考える児童たち=横尾小学校(撮影・兵庫県NIE推進協議会)

※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。230908yokoosyou2.JPG

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