神戸新聞アドバイザーが講師に
新聞記事に見出しをつける授業が3月15日、姫路市大塩町汐咲2の大塩小学校であり、3年生59人が参加した。小学2~3年生向けのNIE授業で、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。児童たちは「トルコ・シリア大地震」や「囲碁の仲邑菫(なかむら・すみれ)三段が最年少でタイトル獲得」「姫路セントラルパークでカピバラが入浴」などの記事について、事前に見出しを考え、授業に臨んだ。
授業では、児童たちがそれぞれの記事の見出しを発表した。三好アドバイザーは独自性のある見出しを高く評価し、「見出しは究極の要約。一番のニュースは何かを考え、自分だけの言葉を使ったり、数字など具体的に書いたりすることが大事」と説明した。2月に開かれた姫路城マラソンの記事も取り上げ、「4年ぶりの開催されたことや、何人が参加したかが見出しのポイントになる」と話した。
最近の神戸新聞「写真ニュース」からイチオシ記事を選ぶグループワークも行った。
[写真説明]「よい見出しはどれ?」。質問に一斉に挙手する児童たち=大塩小学校
※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。
※この「見出しを付ける」授業は、兵庫県NIE推進協議会がNIE(教育に新聞を)活動の一環として取り組んでいます。日本新聞協会NIEサイトにも「見出しを付けよう!! 小学2・3年生向けに出前授業」としてリポートが掲載されています。リポートはこちら