教育現場での新聞活用を進める県NIE推進協議会は2月15日、神戸市須磨区の市立横尾小で、新聞記者による出前授業を開いた。読売新聞神戸総局の高田果歩記者(30)が講師を務め、5年児童約40人に新聞の魅力や記者の仕事を紹介した。
高田記者は「紙面を開くと、思いがけず興味の持てる記事に出会えます」と語り、「情報を正しく、よりわかりやすく伝えるため、自分が理解できるまで丁寧に取材しています」と心構えを話した。
同小は日本新聞協会のNIE実践指定校。児童から「記事を書くのに要する時間は」と質問され、高田記者は「内容にもよりますが、1行1分を目標にしています」などと答えていた。=16日付読売新聞朝刊神戸・明石版
[写真説明]新聞について語る高田記者(神戸市須磨区で)
※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。