記者派遣

記者の仕事やメディアリテラシー学ぶ 神戸・神陵台中1年

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朝日新聞総局長が講師に

 NIE(教育に新聞を)の一環として、朝日新聞神戸総局長の堀江泰史記者が2月8日、神戸市垂水区神陵台3の神陵台中学校で授業を行い、1年生95人が参加した。

 同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。堀江記者は、新聞社の仕組みや警察担当などの記者の仕事、情報を正しく読み解く「メディアリテラシー」の重要性などについて説明した。「ネットニュースはフェイクニュースの可能性を疑うことが必要」と話し、過去の犯罪報道を例に「新聞も情報のクロスチェックがいっそう求められる」と強調した。

 生徒たちからは、記者になった動機や勤務時間などさまざまな質問が出た。 

 授業を受けた松田尚大さん(13)は「取材先の自宅を訪れる『夜討ち朝駆け』など記者の仕事に関心をもった」、高木柚衣さん(13)は「情報を一つ一つ確認し紙面化する作業は大変だと思った」と話した。

[写真説明]記者の仕事について話を聞く生徒たち=神戸市垂水区神陵台3、神陵台中学校

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。