記者派遣

「裏付け」の徹底を 県西宮高 日経新聞神戸支局長が講演

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 NIE(教育に新聞を)の一環として、日経新聞神戸支社の岩本隆支局長が12月15日、西宮市上甲東園2の県立西宮高校で「新聞記者の仕事と裏付けの大切さ」と題して講演した。2年生280人が参加した。

 同校は兵庫県NIE推進協議会の独自認定校で、授業で新聞を活用している。岩本支局長は「何がネタになるか」のリサーチに始まり、取材、執筆を経て、記事化されるまでの記者の仕事を説明。「徹底した裏付けが大切。『その情報は本当か』というクールな視点が求められる」と強調した。

 注意しているポイントして、SNSの情報はあくまで参考で、確認をとる▽多くの関係者に取材したり、資料を集めたりする▽原稿を徹底チェックするーなどを挙げた。

 講演を聞いた渡瀬駿介さん(17)は「SNSをよく利用するが、情報をうのみにしてはいけないと再認識した」と話した。

[写真説明]「裏付けの大切さ」を語る岩本支局長=県立西宮高校

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。