NIE(教育に新聞を)の一環として、尼崎市南武庫之荘4の南武庫之荘中学校で12月12日、共同通信社神戸支局の斉藤奏子記者(26)が出前授業を行った。3年生234人が参加した。
同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。斉藤記者は、大学時代の恩師の「タフで優しい記者になれ」という言葉を座右の銘にしていることや、発生から17年がたった尼崎JR脱線事故やサッカーW杯など、担当している阪神エリアの取材体験を披露。「取材を通し、知らないことを知れることが楽しみ」と語った。
生徒の「取材で大切にしていることは」との質問には「相手の目を見て話を聞くことや、下準備することを心掛けている」と答えた。
授業を受けた坂元小柚さん(15)は「一本の記事にも、取材時の苦労などさまざまな背景があることを知った」と話した。=16日付神戸新聞朝刊阪神版
[写真説明]共同通信の斉藤奏子記者の話を聞く生徒たち=南武庫之荘中学校
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