「新聞」について学ぶ授業が10月24日、神戸市北区淡河町萩原の淡河小学校であり、5年生8人が参加した。同校は、日本新聞協会のNIE実践指定校。朝日新聞神戸総局の堀江泰史総局長が講師を務めた。
堀江総局長は、新聞社が翌日の紙面に掲載する記事を決める編集会議について触れ、「1面に載せる記事や文章量は新聞各社の判断で異なる」と説明した。
児童たちは、朝刊や夕刊が編集作業を経て発行され、各家庭に届くまでの流れを知り、新聞製作の苦労を実感。実際の取材カメラで写真を撮る体験を通じ、ちょっぴり記者の気分も味わった。
児童たちは「取材したことをすぐ記事にできるのがすごい」「大勢の人が関わって作る新聞に興味がわいた」などと感想を述べ、堀江総局長は「きょう知ったことを思い出して、新聞を読んでほしい」と呼び掛けた。
[写真説明]新聞について学ぶ児童たち=神戸市北区淡河町萩原、淡河小学校
※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。