神戸新聞記者が講師に
「自分らしい新聞を作ろう」と題した授業が10月12日、養父市八鹿町宿南の宿南小学校であった。神戸新聞養父支局長の桑名良典記者が講師を務め、3、4年生6人が、同校で9月に開かれた運動会をテーマにした新聞作りに取り組んだ。
同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。桑名記者は自身が書いた記事を例に「見出しと前文に読者に伝えたい大切なことが書いてある」と説明した。
新聞作りでは「5W1H」が入った前文の実例を紹介したほか、児童たちに運動会当日や練習で印象に残ったことを尋ねた。「放送係を担当したのが楽しかった」「一輪車に上手に乗れるようになった」などの答えがあり、桑名記者は「それぞれの感想を記事に書いて『自分らしい新聞』を作ろう」と呼びかけた。
児童たちはA4判の用紙に記事を書き込んだ。今後、当日の写真を貼り付けて紙面を完成させる。(三好正文)=13日付神戸新聞朝刊但馬版
[写真説明]新聞作りについて学ぶ児童たち=宿南小学校
※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。