記者派遣

情報の大切さなど学ぶ 神戸・伊川谷高 18歳成人テーマに授業

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神戸新聞アドバイザーが講師に

 「18歳成人のあなたへ」と題した授業が9月9日、神戸市西区伊川谷町長坂の伊川谷高校であり、3年生12人が参加した。同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務め、「世の中の出来事に関心を持ち、共感したり疑問に感じたりすることが大切」と話した。

 ロシアによるウクライナ侵攻や新型コロナウイルス禍、震災など有事の新聞活用法にも触れ、「記事を読み比べるなど、より多くの情報を入手し、自分ならどうするかを考えよう」と呼びかけた。

 受講生には看護職を目指す生徒が多く、双子の姉の森田そらさん(18)は「成人としてコミュニケーション力を身につけ、よい看護師になりたい」、妹のうみさん(18)は「災害報道の大切さが分かった。自ら考え、行動できる人になりたい」とそれぞれ話していた。=10日付神戸新聞朝刊神戸版

[写真説明]最近のニュースを知ろうと新聞ワークシートに取り組む生徒=伊川谷高校

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。