記者派遣

選んだ記事は十人十色 加古川中2年 新聞で「調べ学習」

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神戸新聞アドバイザーが講師に

 新聞各紙から気になる記事を選び、調べたことをまとめる授業が6月7日、加古川市加古川町備後の加古川中学校であり、2年生10人が参加した。コロナ禍で見送られていた訪日観光の再開や、「はやぶさ2」が探査した小惑星の砂から「生命の源」とされるアミノ酸が検出されたニュース、ウクライナ有事の関連記事、特殊詐欺防止を呼びかける出前授業など、多彩な記事が選ばれた。

 同校は2022年度、日本新聞協会のNIE実践指定校に内定している。

 授業は、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。生徒たちは数人ずつの班に分かれ、各自がイチオシ記事を選んでお互いに紹介。A3判の用紙に貼り付け、記事を選んだ理由やネットで調べたことを書いていった。ほかの生徒の用紙には、記事に対する感想を書き込んだ。

 三好アドバイザーは「全員の関心事が違うのが興味深い。気になる記事を見つけたら関連記事を探したり、他紙の記事と読み比べたりしよう」と呼び掛けた。

 同校では6月9日にも同様の授業があり、2年生17人が参加した。

[写真説明]イチオシ記事を紹介し合う生徒たち=加古川中学校

※同校は本年度、日本新聞協会のNIE実践指定校に内定。「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。