記者派遣

見出しの大切さ 読売新聞姫路支局長語る 加古川の志方中

    新聞を学習に活用するNIE(教育に新聞を)の授業が12月7日、加古川市の市立志方中学校であり、読売新聞姫路支局の渡部哲也支局長(53)が中学3年生約60人に記事の読み方や見出しの大切さなどを語った。

 志方中は今年度のNIE実践校。渡部支局長は生徒たちに、新聞記事は大事な内容が最初に書かれ、その後により細かな内容が続いていく構成になっていることを伝え、文章を要約した見出しの重要性を語った。

 また、「起承転結」の構成となった読売中高生新聞のインタビュー記事を配り、見出しを考えてもらったほか、来年に受験を控えた生徒たちに「面接に備え、日々のニュースにも敏感になってほしい」と話した。

 山下芽生君(15)は「内容が簡潔にまとめられているのが見出しとは知らなかった。これからの受験対策にも生かしていきたい」と話した。=8日付読売新聞朝刊姫路版

[写真説明]読売中高生新聞に掲載された女優・川栄李奈さんのインタビュー記事の見出しを考える生徒たち=志方中学校      

 sikatatyuu1.JPG ※写真は兵庫県NIE推進協議会が撮影

 生徒の感想 高田有彩さん(15)「見出しが記事全体の内容を的確に表していることが分かった」 

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。