NIE活動の一環として新聞について学ぶ授業=写真=がこのほど、県立播磨特別支援学校(たつの市揖西町中垣内)であり、普通科と職業科の2年生7人が参加した。同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。授業は、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
三好アドバイザーは、伝えたいことから書く「逆三角形」などの記事のスタイルや、アイドルグループ「嵐」の櫻井翔さんと相葉雅紀さんの結婚の記事を例に、見出しの役割について説明。「見出しと前文を読めば、必要な情報がざっと分かる」と話した。
また、新聞の特長である網羅性・一覧性を知ってもらおうと、神戸新聞朝刊から新型コロナウイルスの関連記事を探すワークショップも行った。渡辺泰心さん(17)は「一面一面が丁寧に作られていると感じた」と話した。
生徒たちは、動画を見ながら神戸新聞ができるまでの流れも学んだ。木下瑛太さん(17)は「限られた時間の中で誤字脱字をチェックするのは大変だと思った」と話していた。=10月27日付神戸新聞朝刊西播版
生徒の感想 森本早紀さん(17)「ありきたりの言葉ではなく、読者の目を引きつける表現をすることが大切だと感じた」
ワークショップで使用したスライドの一部(10月21日付神戸新聞朝刊1~4面、社会面ほか)がこちら
※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。