記者派遣

「張り込み」など記者の仕事学ぶ 淡路・津名高生 朝日新聞総局長が授業

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 淡路市志筑の県立津名高校(魚井和彦校長)で3月15日、「新聞記者の仕事について」と題した授業があった。新聞を教育現場に採り入れるNIE活動の一つ。朝日新聞神戸総局長の堀江泰史記者(57)が1、2年生計約320人に話した。

 堀江記者は、2018年11月に日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告が逮捕された際に、朝日新聞が翌日の朝刊より先にデジタル版で「逮捕へ」と速報したことを紹介。「以前、特ダネは新聞で報じるのが常識だったが『紙もデジタルも』の時代になった」などと話した。

 2年生の岩井祐樹さん(17)は「張り込みをするような取材方法など、初めて知ることがあって面白かったです。自宅は神戸新聞を取っていますが、もっと読みたいと思いました」と話した。=16日付朝日新聞朝刊神戸版

[写真説明]新聞記者の仕事について話を聞く生徒ら=淡路市の県立津名高校

 生徒の感想 中村七星(ななせ)さん(2年)「興味のあるニュースを読めるデジタル版の良さも分かった」、野田愛加(まなか)さん(2年)「夜討ち朝駆けなど苦労して記事を作っていることを知り、新聞を読もうと思った」、谷口航大さん(2年)「取材相手に心を開いてもらう、地道な仕事だと知った」

    ※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。