記者派遣

新聞の魅力紹介 産経新聞記者、多可高校で

 takakou.JPG

 教育現場で新聞を活用する「NIE」活動の一環として、多可町中区の県立多可高校で3月19日、産経新聞神戸総局姫路駐在の小林宏之記者が授業を行った。「新聞に目を向けて」と題し、1年生75人に新聞の魅力や取り巻く状況などについて話した=写真。

 同校は今年度、日本新聞協会からNIE実践校の指定を受けた。校内に新聞閲覧コーナーを設け、社会や国語などの時間に新聞を読み、議論を深める授業を進めてきた。

 小林記者は「インターネットの普及で新聞の在り方が激変している」と現状を説明。その一方、新聞記事は責任の所在が明らかであること、見出しの大小や記事の掲載位置などで各ニュースの価値が一目で分かることなど、新聞の優れた点を紹介した。

 また、新聞を手に「一般記事だけでなく首相の動向や人生相談、小説などさまざまなコンテンツが一つの新聞に掲載され、その情報量は文庫本1冊に匹敵する」と説明、新聞に関心を持つよう勧めた。=20日付産経新聞朝刊播州面

 生徒の感想 笹倉勝さん(16)「記者の仕事を知ることができた。X JAPANのボーカルToshIさんら有名人に話が聞けてすごいと思った」、藤本菜月さん(16)「スマホで情報を入手していたが、これからは、より詳しく情報が分かる新聞も読むようにしたい」

   ※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。