県NIE推進協議会による新聞記者派遣事業で、西見誠一・朝日新聞阪神支局長が11 月20日、猪名川町立中谷中学校で「少年事件といじめ」をテーマに講演した。
阪神間で過去に起きた中学生による集団暴行事件の例を挙げながら、少年事件といじめ問題の共通点などについて解説した。2年生の平松明日圭(あすか)さんは「講演の中で『いじめは犯罪』という芸能人の言葉が紹介され、新鮮な驚きがあった」と述べた。2年生の長瀬裕紀(ひろき)さんは「いじめを見つけたら、だめなものはだめだと言える勇気を持ちたい」と話した。=21日付朝日新聞朝刊阪神版
[写真説明]「少年事件といじめ」をテーマに講演する西見誠一・朝日新聞阪神支局長=猪名川町立中谷中学校
生徒の感想 谷川貴悠(たかひさ)さん(2年)「いじめの傍観者ではいけない。見つけたら勇気を出して止めたい」、播野敦也さん(2年)「いじめを見つけたら親や友達に伝え、被害者を助けたい」
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