記者派遣

特派員のやりがい語る 時事通信総局長が講演 県西宮高

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 NIE(教育に新聞を)活動の一環として、時事通信社神戸総局の丸山実子総局長が11月18日、西宮市上甲東園2の県立西宮高校で「働くことと生きること」と題して講演した。1年生280人が参加した。

 同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。丸山総局長は長年、香港と北京で海外特派員を務めた体験を披露。2011年、米副大統領=当時=のバイデン氏が訪中したときのエピソードなどを交え、「取材は苦労もあるが、貴重な瞬間に立ち会える喜びがある」と話した。「仕事を続ける三つのキーワードは、好奇心とやる気、広い視野」と強調した。

 永田蒼麗(そら)さんは「海外ニュースを伝える特派員の苦労と喜びを知ってあこがれを感じた」、和田慎矢さんは「三つのキーワードを心に留め、好奇心を失わずに学校生活を送りたい」と話した。(三好正文)=19日付神戸新聞朝刊阪神版

[写真説明]海外特派員の仕事について話を聞く生徒たち=西宮市上甲東園2

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