記者派遣

記者の仕事や取材方法学ぶ 洲本の蒼開中 朝日新聞総局長が授業

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 新聞を教育現場で活用してもらう取り組みをしている県NIE推進協議会の記者派遣事業として、洲本市下加茂1丁目の蒼開中学で10月21日、朝日新聞神戸総局長の堀江泰史記者(57)が講演した。中学1~3年の約80人を前に、新聞社の仕組みや記者の仕事内容などについて話した。

 同中学は今年度からNIE実践指定校になっている。堀江記者は社会部や政治部、生活文化部といった新聞社内の各部の仕事内容や、役所などの発表に頼らない取材方法について約1時間、話した。

 中学2年の西口一平君(13)は「夜討ち朝駆けという、取材先の自宅を訪れる方法があることを初めて知りました。家に配達されている新聞を読む頻度を上げたいと思いました」と話した。

 県NIE推進協議会は県内の新聞、通信各社や県教委、学校などで構成。実践校に20校が指定されている。=22 日付朝日新聞朝刊神戸版

[写真説明]新聞記者の仕事についての話を聞く生徒たち=洲本市の蒼開中学校

 生徒の感想 岩塚真麻さん(3年)「初めて聞く部署名があり、どういう仕事をしているのか興味がわいた」、井岡俊介さん(3年)「夜討ち朝駆けなど僕たちが知らないところで活動し、新聞製作には時間と労力がかかっていると思った」

   ※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。