NIE(教育に新聞を)の一環として、共同通信神戸支局の木村直登記者が11月12日、伊丹市荒牧南3の天神川小学校で「記者ってどんな仕事」と題した授業を行った。3年生125人がクラスごとに話を聞いた。
同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。木村記者は「例えば『鬼滅(きめつ)の刃(やいば)』はなぜ人気なのか。いろいろな場所に行き、いろいろな人から話を聞き、記事を書くのが記者の仕事」と説明。「新聞には世の中で起きたありとあらゆるニュースが載っている。自分が『へぇ~』『面白い』と思うニュースを見つけ、周りの大人や友達と話し合ってみよう」と呼び掛けた。
メモ帳やカメラ、パソコン、名刺など記者の「七つ道具」も紹介した。岩崎凛人(りひと)君は「よく調べて間違わないように記事を書くのが大変だなと思った」。平岡由羽さんは「身近な話題もたくさん載っている新聞に興味がわいた」と話した。(三好正文)=13日付神戸新聞朝刊阪神版
[写真説明]木村記者の質問に手を挙げる児童たち=伊丹市荒牧南3
児童の感想 阪上茉衣理さん「災害のとき、カッパなどを着て、非常食も準備して取材するのに感心した」、竹本綾音さん「取材が必要なときどこにでも行くのがすごい。これからも頑張ってください」
※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。