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新聞はどう生き残るのか? 兵庫高 日経新聞神戸支局長が授業

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 新聞を教育に活用する「NIE」の出前授業が10月12日、神戸市長田区寺池町1の兵庫高校であり、日本経済新聞社神戸支社の堀直樹支局長(52)が「新聞はどう生き残るのか?~ニューメディアの台頭が迫る変革~」をテーマに講義し、ワークショップを実施した=写真。1年生の普通科学校設定科目「グローバルリサーチ」受講生31人が講義を受けた。

 第1部「メディアの興亡」では、インターネットとスマホの登場で情報の流れが大きく変わり、新聞やテレビなど既存のマスメディアも揺らいでいることを話した。一方でフェイクニュースが氾濫するなど新たな問題が生じていることを紹介した。

 終了後、生徒たちが講義を参考に、グループに分かれて新聞について「SWOT(S:強み、W:弱み、O:機会、T:脅威)分析」を行い、検討結果を発表した。

 第2部「新聞はどう生き残るか?」の講義では、新聞社の電子化の取り組みなどを説明。情報リテラシーを鍛えるためにクールな視点や多様なソースにあたる重要性を指摘し、その際に新聞が有用であると強調した。最後の質疑応答も活発に行われた。

 生徒の感想 小森康介さん「SNSの情報をうのみにせず、多くの情報源から真偽を冷静に判断する力が必要だと実感した」、竹垣優さん「考えるべきことは『どうすれば再び新聞は活用されるようになるのか』ではないかと思う」、竹中志香さん「新聞はフェイクニュースが少なくていいけど、もっと身近に、もっと手軽に読めるようになったらいいなと思った」、加治朋佳さん「SNSと新聞、情報源をどちらかに絞ろうとは全く思わない。講義を聞いて新聞のすごさを知り、SNSの利便性を感じた」

   ※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。