記者派遣

文章のまとめ方など加古川南高生学ぶ 読売新聞支局長が授業 

kakogawaminaikou2.JPG

 新聞を教育に活用するNIEの授業が10月2日、加古川市の県立加古川南高校であり、読売新聞姫路支局の米井吾一支局長(47)が、1年生約200人を前に、新聞の読み方や文章のまとめ方などを話した。

 県内の新聞社・通信社と学校の代表らでつくる県NIE推進協議会の記者派遣事業。米井支局長は、生徒と一緒にこの日の読売新聞朝刊を開きながら、見出しの付け方や記事の配置のルールなどを説明し、「新聞は、見出しを読むだけでも世の中全体の出来事が分かるように編集されている」と述べた。

 文章のまとめ方では、「一文一文は短く」「データを入れると説得力が増す」とアドバイス。「文章がうまくなるには」という生徒の質問には、「名文に多く触れることが大切。一面のコラムを書き写すのも一つの方法だ」と答えた。=3日付読売新聞朝刊姫路版

 ※写真は兵庫県NIE推進協議会が撮影

 生徒の感想 矢崎温臣(はるおみ)さん「説明が分かりやすく、どの記事をどこに配置するか、文章を書くときに何が一番大切かが分かった」、水田みいるさん「自宅では新聞を取っていないけれど、読んでみると、人生案内のような、身近で親しみやすい記事もあり、関心をもった」

   ※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。