記者派遣

役立つ情報発信 心掛け 柏原高校で神戸新聞記者が講演

kairarakoukou.jpg

 働くことや社会との関わりを考えてもらおうと、神戸新聞丹波篠山支局長の金慶順記者(35)が9月23日、丹波市柏原町東奥の柏原高校で、新聞記者の仕事について講演した。

 NIE(教育に新聞を)活動の一環で、「教養社会」を選択する3年生33人が聞いた。

 金記者は「文章を書くのが好きで記者を目指した」と話し、記事を書く基準として「役立つ情報」「埋もれた声」「面白い読み物」などを心掛けていると紹介。どんな仕事でも「いろんな立場の人がいることを想像しながら取り組んでほしい」と呼び掛けた。

 講演を聴いて、「批判されても伝えないといけない記事など、いろんな思いがあると分かった」と酒井永遠さん。竹安龍志さんは「読みやすいように、漢字熟語を使いすぎないなどの工夫をしていることを知った」と話していた。=24日付神戸新聞朝刊丹波版

[写真説明]新聞記者の仕事について講演する金慶順記者=柏原高校

 ※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。