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オンラインで総会 県内実践指定校、本年度20校

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 学校教育の現場で新聞の活用を進める「兵庫県NIE推進協議会」の総会が5月29日開かれた。新型コロナウイルス対策として記者がオンライン授業を行ったり、小中・中高一貫校で実践を進めたりする事業計画を承認した。本年度の実践指定校は例年通り20校とする。日本新聞協会の承認を得て7月に正式決定する。

 同協議会は学識経験者や兵庫県教育委員会、神戸市教委、県内の学校、新聞・通信社で組織。

 総会はテレビ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って実施。同協議会の秋田久子会長が「現場の状況に合わせ、柔軟に活動したい」とあいさつした。

 県教委の西上三鶴教育長は「大変な時期だが、子どもたちが充実した教育活動をできるよう、NIEの協力をお願いしたい」、神戸市教委の長田淳教育長は「休業中、子どもたちは大変だったが、社会を意識した学びに触れた。そこにNIEの重要性を感じる」と述べた。(三好正文)=30日付神戸新聞朝刊