記者派遣

新聞のイロハ学ぶ 淡路・志筑小 読売新聞記者が授業

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    淡路市立志筑小学校で2月10日、新聞を教育に活用する「NIE」の出前授業があり、6年生が読売新聞洲本支局の加藤律郎記者から記事を書く際のポイントや見出しの付け方を学んだ。
 加藤記者は自己紹介で、阪神大震災や2018年の西日本豪雨といった災害報道に携わった経歴を伝え、日々の業務を説明。ノートやカメラ、取材でのやり取りを録音するICレコーダーなど記者の「七つ道具」を披露した。
 70人の児童は、「新聞の基本である『いつ』『どこで』『なにが』など『5W1H』を意識して」「記事の内容が一目で分かる工夫を」と記事執筆や見出しの助言を受け、熱心にメモをしていた。
 古市詩織さんは「災害の悲惨さを伝えるために、何度も通って人から話を聞いていると知った。誇りを持って仕事をしているんだと感じた」。安部歩夢君も「事件や事故があれば、夜中でも駆けつける大変さを頭に入れて、家で新聞を読みたい」と話していた。=11日付読売新聞朝刊淡路版

[写真説明]新聞の読み方について、加藤記者の解説を聞く児童ら(淡路市で)

 児童の感想 魚崎寛生君「5W1Hを考えながら記事を書いてみたい」、明石晏奈さん「記者の人たちが懸命に取材することで私たちにニュースが伝わることを知った」