記者派遣

反響連載題材に「いじめ」問う 武庫荘総合高校で朝日新聞支局長が講演

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 新聞について理解を深めてもらおうと、兵庫県尼崎市の県立武庫荘総合高校で10月16日、朝日新聞阪神支局の西見誠一支局長が「SNSといじめ」をテーマに講演した=写真。

 県NIE推進協議会による新聞記者派遣事業の一環。朝日新聞が2012年に連載して大きな反響を呼んだ「いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ」などを題材に、いじめの構造や、SNS上で起きやすいトラブルなどについて話した。生徒会長の佐藤光綺(みつき)さん(2年)は「決していじめの傍観者にはならないという決意を新たにしました」と話していた。=18日付朝日新聞朝刊神戸版

 生徒の感想 中村英明(えいめい)さん(2年)「いじめ問題を大きく取り上げた記事を新鮮に感じた。『いじめられたら逃げてもいい』という言葉が心に響いた」