記者派遣

新聞の読み方知ろう 神戸・山田中で時事通信総局長講演

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 NIE(教育に新聞を)活動の一環として、時事通信社神戸総局の島内真人総局長が10月30日、神戸市北区山田町下谷上の山田中学校で「新聞をもっと知ろう」と題して講演した=写真。同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。講演には1年生97人が参加した。

 島内総局長は「新聞には、世の中で起こっていることや、知っておく必要があることが、事実の裏付けをした記事として掲載されている」と話し、生徒たちに「気になった記事を拾い読みしてみよう」と呼び掛けた。
 新聞と、フェイクニュースが拡散される会員制交流サイト(SNS)の違いにも触れた。関根茉那(まな)さんは「一つの記事を載せるのに、多くの人が関わっているのを知って、奥が深いと思った」と話した。(三好正文)=31日付神戸新聞朝刊広域版

 生徒の感想 鳴澤昊(そら)さん「事実の裏付けを十分に取って記事を載せていることが分かった」、海野(うの)快斗さん「朝刊に約200本もの記事が載っていると聞いて驚いた」