記者派遣

「頑張る人 知らせたい」神戸新聞丹波篠山支局長 柏原高校で講演

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 NIE(教育に新聞を)活動の一環で、神戸新聞丹波篠山支局長の金慶順記者(34)が9月24日、丹波市柏原町東奥の柏原高校で、記者を目指した理由や新聞社の仕事について講演した=写真。

 同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。選択授業「教養社会」を受ける3年35人が参加した。
 「『頑張っている人』と『困っている人』を取材して知らせたい」と金記者。紙面だけでなく大手ニュースサイトにも記事を配信することや、LINE(ライン)で読者から情報を募る双方向の取材手法なども紹介した。「10年後に現在と形を変えていない業種はないと思うけど、本質を見失わないよう仕事に励みたい」と話した。
 大中慧飛(けいと)さん(17)は「読まれるために工夫をしていることが分かった。新聞で地域の取り組みをもっと読みたい」と話していた。=25 日付神戸新聞朝刊丹波版

 生徒の感想 古田悠人(ゆうと)さん「記者に偏見があったが、頑張る人を取り上げたり、社会に問題提起し続けたりしている記者もいると知った」、由良汐音(しおね)さん「記者がどんな思いで書いたかを考えながら記事を読みたい」