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文章講座 神戸学院大生に本紙社員がオンライン講義

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 文章の書き方や言葉の選び方を学ぶオンライン講義が2月4日行われ、神戸学院大学の学生約30人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 神戸新聞学生編集会議に参加し、夕刊の「学園リポート」に記事を出稿している学生のほか、一般の学生も参加した。

 文章の書き方では、「扇情的な大統領の発言」なのか「大統領の扇情的な発言」なのか(形容詞と名詞を近づける)、「犯罪を犯す」は「罪を犯す」に、「捺印を押す」は「捺印する」に(重ね言葉はしない)など、例文を示しながら講義を進めた。

 小論文は「『意見が明確か』『根拠はあるか』が重要」と強調。テーマ型▽課題型▽データ型―の小論文の書き方を説明した。言葉の選び方では、使い古された言葉を避け、文章を豊かにする一手として「ディテールの描写や背景の書き込み、多少の言い換えをしてみては」と提案した。

[写真説明]昔話「浦島太郎」を40字で要約してみる

  学生の感想 「普段なかなか聴くことのできない講座を受講することができ、とても貴重でためになった」「記事を書くときは5W1Hを必ず取り入れ、逆三角形で書くということを学んだ。これらを意識して今後の記事作成に役立てたい」

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