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文章の書き方、言葉の選び方学ぶ 甲南大生に本紙社員が講演

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    文章の書き方や言葉の選び方を学ぶ講座が1月14日開かれ、神戸新聞学生編集会議に参加している甲南大学の学生4人が、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーの話を聞いた。テレビ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を利用して行った。

 三好アドバイザーは、取材では、狙いを絞る、取材は広く▽生の声や表情を取材する。記事の書き方では、書く前に仮見出しを考える▽同じ仲間は同じ段落に集め、十数行で段落を替えるーなどと助言した。

 文章の書き方のヒントとして、主語と述語を近づける▽体言止めはあいまいになる▽漢字とひらがなを使い分けるーなどを挙げた。

 学生編集会議は、本紙と連携協定を結ぶ県内各大学から参加。学生たちは、編集局のデスクの指導で、夕刊の「学園リポート」に記事を出稿している。

[写真説明]よくある表現の言い換え例

 学生の感想 「美しいものを取り上げるとき『幻想的』を使いがちとの話があった。便利な言葉だと思っていたが、言葉選びを意識したい」「一般に使われる表現を用いるなど、誰が読んでもわかる文章が大事だとわかった。重ね言葉をしないなど、勉強になった」