2026年9月アーカイブ

NIE_daft8lljrliu7h9prrug.jpg■読売新聞記者が講師に

 新聞を教育に生かすNIE活動の実践指定校になっている西宮市の市立浜脇小で9月8日、読売新聞神戸総局でデスクを務める喜多俊介記者が、「新聞社によるファクトチェック」と題して6年生約130人に授業を行った=写真=。

 喜多記者は「インターネットやSNSなどで流れている情報が事実かどうかを確かめることを、ファクトチェックという」と説明。阪神大震災についても、「地震兵器の仕業」などと根拠のない言説があったことを紹介した。

 そのうえで、真偽を見極めるには「情報の発信者、情報源の確認」が重要と指摘。「極端なうその内容だとわかりやすいが、かなりの部分が本当で少しだけうそが入っていると(見極めが)難しい」と注意を呼びかけた。

 授業を聞いた児童は「スマホを見て全部のニュースを頭に入れるのではなく、確認してからにすることが大事だとわかった」と話していた。

 NIE(教育に新聞を)活動を進める兵庫県NIE推進協議会は2026年10月19日(月)13時00分~15時15分(受付開始12時30分~)兵庫県立北神戸総合高等学校(神戸市北区大脇台9-1)で公開授業を行います。

 今回の授業は、同校国語科の久保淳平教諭により、1年生を対象として、「現代の国語」において「 警鐘を検証 20年前の黒崎さんへ 〜 「デジタル社会」を新聞で問い直す 〜 」と題して行われます。

 終了後には意見交換会を予定しています。

 参加無料。公開授業の詳細は下の案内をクリックしてご覧ください。希望者は10月9日までに申込用紙で申し込んでください。

 問い合わせは同協議会☎078・362・7054

2026NIE実践指定校公開授業案内【北神戸総合高校】.pdf

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■朝日新聞記者が講師に

 新聞を教育に活用する取り組みの一環で、朝日新聞神戸総局の新屋絵理記者が9月16日、明石市立大蔵中学校で講演し、海外での取材経験をもとにSDGs(持続可能な開発目標)について語った。

 兵庫県NIE推進協議会の記者派遣事業による講演で、新屋記者は、トルコでの取材で出会ったシリア難民のエピソードを説明。人は生まれる環境や置かれる状況を自分で選べないことも多いとして、「誰にでも普通の未来がくるようにするというのもSDGsの目標の一つだ」と述べた。

 また、取材で訪れたイスラエルの市街地やスウェーデンの刑務所を紹介し、生徒たちに「みんなもいつか色々なところに行ける。自分の目で世界を見て、考えて」と語りかけた。

[写真説明]講演する朝日新聞神戸総局の新屋絵理記者=2026年9月16日、明石市立大蔵中学校、同校提供

=朝日新聞9月27日付兵庫県版

https://www.asahi.com/articles/ASV9R1CQDV9RPIHB003M.html

推し記事写真.jpg 新聞から興味のある「推し記事」を選んで感想文を書く「第4回NIE『わたしの推し記事』コンクール」で、中学校の最優秀賞に尼崎市立南武庫之荘中3年の新垣凜佳さん(14)が選ばれた。推し記事には、昨年9月の神戸新聞の記事を選び、「びっくりしたけど、うれしい」と喜んだ。

 コンクールは、教育現場で新聞の活用を進める県NIE推進協議会が企画。今回は、県内外の小・中・高校から941編の応募があり、小学校の最優秀賞に愛媛大教育学部付属小3年の若狭早(そう)さん、高校の最優秀賞に県立西宮高3年の鱸(すずき)実柚奈さんが選ばれた。

 南武庫之荘中は、NIE(教育に新聞を)の実践指定校として、授業で新聞を活用し、教科書を使った学びをさらに発展させる取り組みを行っているという。

 新垣さんが選んだ記事は、昨年9月に神戸新聞の夕刊に掲載された「子どもへの賛歌高らかに『光る海の城』歌い継ぎ45年」。漫画家のやなせたかしさんが作詞した楽曲「光る海の城」が、神戸・ポートアイランドの義務教育学校で歌い継がれていることを紹介している。

 新垣さんは、やなせさんと神戸の関係性が気になったといい、記事には1981年の「神戸ポートアイランド博覧会」の開催に合わせて歌が作られたとあった。記事を読み、昔の生き方や考え方をこの歌のように語り継ぎたいと思った。5月に修学旅行で訪れた沖縄で平和学習をした際にも強く感じたという。

 同校NIEアドバイザーの中嶋勝教諭は「新聞を通して社会に関心を持ち、人の悲しみやつらさ、声なき声に触れてほしい」と期待を寄せた。(潮海陽香)

  [写真説明] 中学校の最優秀賞に選ばれた新垣凜佳さん=尼崎市南武庫之荘4、南武庫之荘中学校

=9月11日付神戸新聞阪神版

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■朝日新聞記者が講師に

 新聞を教育に活用してもらおうと取り組む県NIE推進協議会の記者派遣事業による講演が9月4日、西宮市の市立苦楽園中学校であった。朝日新聞神戸総局の茶井祐輝記者の話に1、2年生計約270人が耳を傾けた。

 茶井記者は1年生向けの講演で、インタビューの心構えやコツを紹介。「質問に対し、相手が『とてもうれしかった』と答えたとする。そこで終わってはもったいない」と語りかけ、「続けて『その夜、何か特別なことをしましたか』と聞いてみたら、具体的なエピソードが引き出せるかもしれない」と述べた。

 そのうえで、人の感情は、抽象的な言葉よりも「具体的な行動で示すとよく伝わる」と語った。

 1年の前池紗彩さん(12)は「『その人にしか話せないことを聞くこと』を目標にしていると話していたのが印象に残った」と話した。(滝坪潤一)

 [写真説明] 中学生に講演する茶井祐輝記者=西宮市立苦楽園中学校

=朝日新聞9月5日付兵庫県版