推進協の取り組み

「わたしの推し記事」コンクール 尼崎・南武庫之荘中3年が最優秀賞

推し記事写真.jpg 新聞から興味のある「推し記事」を選んで感想文を書く「第4回NIE『わたしの推し記事』コンクール」で、中学校の最優秀賞に尼崎市立南武庫之荘中3年の新垣凜佳さん(14)が選ばれた。推し記事には、昨年9月の神戸新聞の記事を選び、「びっくりしたけど、うれしい」と喜んだ。

 コンクールは、教育現場で新聞の活用を進める県NIE推進協議会が企画。今回は、県内外の小・中・高校から941編の応募があり、小学校の最優秀賞に愛媛大教育学部付属小3年の若狭早(そう)さん、高校の最優秀賞に県立西宮高3年の鱸(すずき)実柚奈さんが選ばれた。

 南武庫之荘中は、NIE(教育に新聞を)の実践指定校として、授業で新聞を活用し、教科書を使った学びをさらに発展させる取り組みを行っているという。

 新垣さんが選んだ記事は、昨年9月に神戸新聞の夕刊に掲載された「子どもへの賛歌高らかに『光る海の城』歌い継ぎ45年」。漫画家のやなせたかしさんが作詞した楽曲「光る海の城」が、神戸・ポートアイランドの義務教育学校で歌い継がれていることを紹介している。

 新垣さんは、やなせさんと神戸の関係性が気になったといい、記事には1981年の「神戸ポートアイランド博覧会」の開催に合わせて歌が作られたとあった。記事を読み、昔の生き方や考え方をこの歌のように語り継ぎたいと思った。5月に修学旅行で訪れた沖縄で平和学習をした際にも強く感じたという。

 同校NIEアドバイザーの中嶋勝教諭は「新聞を通して社会に関心を持ち、人の悲しみやつらさ、声なき声に触れてほしい」と期待を寄せた。(潮海陽香)

  [写真説明] 中学校の最優秀賞に選ばれた新垣凜佳さん=尼崎市南武庫之荘4、南武庫之荘中学校

=9月11日付神戸新聞阪神版