2025年1月アーカイブ

NIE(教育に新聞を)活動を進める兵庫県NIE推進協議会は2025年2月7日(金)12時50分~15時半、兵庫県立有馬高校(三田市天神2)で公開授業を行います。

 同校の森澤亮介教諭が「批判的読解力や多様な物事の見方を身に付けよう~各紙の社説を比較して~(産業社会と人間)」をテーマにNIE授業を実践し、終了後には意見交換会を予定しています。

 参加無料。公開授業の詳細は下の案内をクリックしてご覧ください。希望者は2025年1月31日までに、一番下にある申込用紙で申し込んでください。問い合わせは同協議会☎078・362・7054

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NIE公開授業有馬高校申込用紙.docx

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上記の方法でダウンロードできない場合は、お手数ですが推進協議会(hyogo-nie@kobe-np.co.jp)へお問い合せください。

NIE(教育に新聞を)活動を進める兵庫県NIE推進協議会は2025年2月12日(水)13時15分~15時半、姫路市立網干西小学校(姫路市網干区浜田)で公開授業を行います。

 「私たちの防災」と題して、同校と兵庫県立網干高校(姫路市網干区)がともに防災学習に取り組みます。授業では新聞やインターネットで調べたことをもとに、高校生が小学生に防災について教えます。終了後には意見交換会を予定しています。

 参加無料。公開授業の詳細は下の案内をクリックしてご覧ください。希望者は2025年2月5日までに、一番下にある申込用紙で申し込んでください。問い合わせは同協議会☎078・362・7054

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申込用紙網干西小公開授業.docx

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2025年2月6日、神戸新聞本社で開催します

 新聞記事を使った授業実践発表を聞き、実践例について話し合い、研修・研鑽を深めることを目的に、兵庫県NIE実践発表会を2月6日、神戸ハーバーランドの神戸新聞本社で開きます。兵庫県NIE推進協議会主催。

 記者講演は、神戸新聞社淡路総局津名支局の中村有沙支局長による「阪神・淡路大震災の記憶をつなぐ」。実践事例発表は、甲南小学校の田代弘子教諭▽姫路市立あかつき中学校の伊達実教諭▽兵庫県立神戸甲北高等学校の久保淳平教諭が、2024年度の実践校の取り組みを発表します。

 無料。午後1時半~4時。参加を希望される方はメールにベタ打ちで、お名前(ふりがな)、所属先、所属先、電話番号をご記入の上、2025年1月30日までにhyogo-nie@kobe-np.co.jpにメールをお送りください。

 兵庫県NIE推進協議会事務局☎078・362・7054

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2024年度 兵庫県NIE実践発表会チラシ表pdf.pdf  申込み用紙2024年度 兵庫県NIE実践発表会.docx

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神戸新聞アドバイザーが講師に

 新聞記者の仕事を知ろう―と、1月28日、神戸市垂水区歌敷山3の愛徳学園小学校で出前授業があり、5年生15人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザー(64)が講師を務めた。

 同校は愛徳学園中・高校とともに日本新聞協会のNIE実践校に指定され、新聞を活用した授業などを行っている。

 三好アドバイザーは「記者は人命と人権を守ることが何よりも大切」と強調し、「これからも犯罪被害者の遺族を支援したり、若い記者とともに震災犠牲者の遺族の思いを伝えたりしていきたい」と話した。

 「記者には問題提起し、社会をよくしていくことが求められている」とも。「みなさんも気になる記事を詳しく調べるなど、社会の動きに関心をもってほしい」と呼びかけた。

 インタビュー取材の実際として、三好アドバイザーが担任の先生に「好きなもの」をテーマに質問し、その場で記事にした。写真撮影は児童が担当し、先生の手の動きなどを入れ、よい写真に仕上げた。

               [写真説明]最近気になった記事を発表する児童=愛徳学園小学校

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 神戸海星女子学院小学校(神戸市灘区青谷町2)で、神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザー(64)と名倉あかり記者(29)が、30年前に発生した阪神・淡路大震災の授業をした。3~6年の約200人が真剣な表情で聞き入った。

 三好アドバイザーは震災発生当日、神戸・三宮の神戸新聞本社で宿直勤務をしており「午前5時46分に偶然起きていたから、今みんなと会えている」と振り返った。2013年の淡路島地震にも触れ「備えにゴールはない。『災害は繰り返す』と覚えておいて」と呼びかけた。

 震災が起きた1995年生まれの名倉記者は、自身の名前に「暗い世の中を照らせるように」との思いが込められていると紹介。「まずは自分の命を大事にして、次の地震から身を守るために一緒に阪神・淡路の記憶をつなぎましょう」と語った。

 6年の笠谷莉央さん(12)は「経験していないけど震災のことは忘れないし、次の世代に伝えたい」と話した。=1月28日付神戸新聞朝刊神戸版

[写真説明]阪神・淡路大震災の発生から30年の節目に、震災報道の授業をする神戸新聞の名倉あかり記者=神戸海星女子学院小学校

※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。

 ■姫路市立飾磨中部中学校(1月17日、対象・全校生260人) 神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが「阪神・淡路大震災30年」をテーマに授業を行った。「若者が記憶をつないで」と呼びかけ、発生直後、ラジオ関西が神戸・長田の火災現場から生中継した放送音源も紹介した。

生徒の感想 01   生徒の感想 02

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神戸新聞アドバイザーが講師に、当時の体験を語り 記憶継承呼びかけ

 飾磨中部中学校(姫路市飾磨区細江)で1月17日、発生からちょうど30年になる阪神・淡路大震災をテーマにした出前授業があり、全校生260人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザー(64)が講師を務めた。

 三好アドバイザーは震災当日、神戸・三宮の神戸新聞本社で宿直勤務をしていた体験などを語り、「当時を知らない世代が記憶のバトンをつないでほしい」と呼びかけた。

 さらに昨年8月、気象庁が初の「南海トラフ地震臨時情報」を発表したことに触れ、「自宅では備えているか、再点検を」と強調した。

 震災の発生直後、ラジオ関西の記者が神戸市長田区の火災現場から生中継したラジオ音声も紹介。「(倒壊した自宅の下敷きになった)長男を救出できなかった」という男性の声に、3年生の安田紗英さん(15)は「怖かった。みんなの命を守りたいとの思いを強くした」と話した。

 授業に続いて、生徒たちは震災の犠牲者に黙とうをささげ、備蓄食のアルファ化米を試食、災害への備えの大切さを学んだ。=23日付神戸新聞朝刊姫路版

[写真説明]「震災を語り継いでほしい」と呼びかけた出前授業=飾磨中部中学校

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。

■小野市立旭丘中学校(1月16日、対象・全校生307人) 神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが「阪神・淡路大震災30年」をテーマに授業を行った。震災発生日に書いた記事や、当時のまちの惨状を紹介し、「震災で亡くなった6434人のことを忘れないで」と呼びかけた。 

生徒の感想

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 発生から30年になる阪神・淡路大震災をテーマにした出前授業が1月16日、小野市古川町の旭丘中学校であった。全校生307人が参加し、神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザー(64)が講師を務めた。

 三好アドバイザーは30年前、神戸新聞の記者として被災地で取材に当たった。出前授業では発生日に書いた記事や、倒壊した民家、猛煙を上げて燃える住宅密集地など、当時のまちの惨状を紹介。「若い世代が大震災の教訓を語り継ぎ、次の災害に備えてほしい」と呼びかけた。

 「犠牲者の生きた証しを残すことも新聞の大切な務め」と話し、「阪神・淡路で亡くなった6434人のことを忘れないでほしい」と訴えた。

 中学3年生に相当する9年生の依藤賀容子さん(15)は「南海トラフ巨大地震に備え、家族で対策を講じたい」と話した。=21日付神戸新聞朝刊北播版

[写真説明]阪神・淡路大震災について話を聞く生徒たち=旭丘中学校

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。

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神戸新聞アドバイザーが講師に

 神戸市立長坂中学校(神戸市西区伊川谷町長坂)で1月17日、発生からちょうど30年になる阪神・淡路大震災をテーマにした出前授業があり、全校生約600人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザー(64)が講師を務めた。

 三好アドバイザーは30年前、震度7を記録した神戸で取材に当たった。当時の震災報道について、「風呂がどこにあるかなど、生活に密着した情報が求められた。非常時、メディアがライフラインの役目を果たすことが大切だ」と話した。

 昨年8月には、気象庁が初の「南海トラフ地震臨時情報」を発表した。三好アドバイザーは「阪神・淡路をはじめ一つ一つの災害から学び、次に備えてほしい」と呼びかけた。

[写真説明]阪神・淡路大震災について学んだ出前授業=長坂中学校

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兵庫県NIE推進協議会は、第3回NIE(教育に新聞を)「わたしの推し記事」コンクールを開催します。
対象は、小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の児童・生徒の皆さんです。
新聞のなかから興味のある「推(お)し記事」を見つけて切り抜き、他の人に薦めたいほどその記事に魅力を感じるのか、その記事を人々が広く知ることで、世の中にどんな変化があると思うかを600字以内で書いて、記事と一緒に送ってください。

締め切りは2025年4月30日必着、結果は同年7月に新聞紙上、本協議会ホームページで発表します。

応募方法は、下記の応募用台紙に記載の応募要領、概要のページをご参照ください。
台紙は、直筆用とパソコン入力用の台紙の2種類から選べます。どちらもダウンロードできます。いずれも応募は印刷して提出してください(データでの提出は不可)
たくさんのご応募をお待ちしております。

●応募する児童・生徒の皆さんへ
【直筆用台紙】
A3判(※)=1枚、または、A4判=3枚 のどちらか
(A4判は左上を綴じてください)
(※)A3判は印刷設定で「両面印刷、短辺とじ、用紙サイズA3」を指定してください。モノクロ印刷可。
直筆台紙は濃く、分かりやすく記入し、所定の場所に選んだ「推し」の記事を貼ってください。

【パソコン入力用台紙】
①個人票Word=A4判
(個人情報を入力してから印刷し、裏面に選んだ「推し」の新聞記事を貼ってください)
②作文台紙Word=A4判
(600字=1枚半まで。作文を直接入力したあと印刷してください)
応募は①と②を綴じてください。モノクロ印刷可。

●学校の先生へ
概要 学校応募用紙Word
学校応募用紙はダウンロードして入力できます。1校につき1枚、必ずお送りください。

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 「ひょうごNIE通信」第5号を発行しました。6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から30年がたち、児童生徒に記憶と教訓を継承することが課題となっています。今年夏の「第30回全国大会神戸大会」で「防災・減災」をテーマに実践発表やポスター発表を行う、須磨友が丘高校や網干高校、神戸市立白川小学校の取り組みを紹介しています。

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250101ひょうごNIE通信5号.pdf