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<こちら読者本部です>夏休みの思い出を新聞に

 この夏、神戸や明石の公立図書館計4館で、神戸新聞社共催の「新聞づくり教室」が開かれ、児童らが夏休みの出来事などを題材にオリジナルの新聞を作りました。会場では、本紙NIX推進部員が記事の書き方や見出しの付け方、レイアウトの仕方をアドバイスしました。

 コロナ禍の中で子どもたちがどう暮らしているか、ずっと気になっていましたが、それぞれが持ち寄った写真には、県内各地への小旅行や、サッカーの試合、親類の家に生まれた赤ちゃんなど「楽しかった夏の思い出」があふれていました。

 ポイントは「どう楽しかったのか具体的に書く」ことです。児童らは見出しに頭を悩ませ、写真を貼り付け、記憶をたどって記事を書き、イラストをあしらって新聞を仕上げました。

 本紙の号外車「めぐる君」も会場に出動し、教室の様子を伝えるミニ号外を発行しました。児童らに車内を見学してもらった後、刷りたての紙面を手渡しました。

 もうすぐ2学期です。新聞を作ったこと、「めぐる君」を見学したことなど、この夏の記憶の片隅にとどめてもらえていたら、うれしいです。(NIX推進部シニアアドバイザー 三好正文)=8月22日付朝刊オピニオン面

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